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知りたい!シャビー加工のテクニックとは?

こんにちは!
東京都港区を拠点に置き、一般塗装をはじめ、スタッコ仕上げやシャビー加工などの特殊塗装を手掛けているティーエヌエム株式会社です。
「シャビー加工ってどのようにやるの?」と疑問をお持ちの方もいるかと思います。
今回はシャビー加工の手法の中から「アンティーク塗装」と「エイジング加工」のやり方やテクニックを詳しくご紹介します。
シャビー加工について知りたい方はぜひご一読ください。

そもそもシャビー加工とは

ハテナ
シャビー加工とは、新しいものを古びた風合いにしたり、錆びていないものを錆びているように見せたりする塗装技術のことをいいます。
シャビー加工を施すことで、まるで何年も使いこまれたような雰囲気を演出することが可能です。

アンティーク塗装のやり方

1.養生をする

塗料を塗る前に、床や壁、他の家具が汚れないようにビニールや養生テープなどを使用してしっかり保護します。

2.塗料を塗る

次に、ベースとなる塗料を塗ります。
一般的な塗料であれば均一に塗っていきますが、シャビー加工の場合はアンティークらしい味のある風合いを演出するために、大胆な筆使いで塗るのが特徴です。

3.重ね塗りをする

重ね塗りをすることで、老朽化による色の重なりを表現することが可能です。
塗り重ねる場合は、1回目の塗装がしっかり乾いてから行います。
また、重ね塗りした塗装が乾く前にサンドペーパーや釘を使って塗装を剥がしたり、傷をつけたりしてダメージ加工すると、1色目の塗装がかすかに見えて、アンティークな風合いを演出できます。
どの色をどれくらいの量で使うかは塗装を行う職人の経験や技術、美的センスにかかっているといっても過言ではありません。

4.重ね塗りを繰り返す

塗装後に色が薄いと感じた場合は、乾いた塗装の上に違う色の塗料を塗り重ねます。
塗り重ねた箇所をあえて布で拭き取ったり、あらゆる道具を使ったりして、アンティークでおしゃれな風合いに仕上げることが可能です。

エイジング加工のやり方(錆塗装)

1.下地を塗る

塗料がよくのるように、下地として素材にヤスリをかけます。
素材に直接塗ることが可能な塗料であれば下地は必要ありません。

2.ベースの塗料を塗る

刷毛を使って素材に塗料を馴染ませ、それを3~4回ほど繰り返し塗り重ねます。

3.塗料を塗る

ベースの色がしっかり乾いたら、刷毛で塗料を少しずつ塗り、ポンポンと上塗りして調整していきます。
ブラック・イエローなどの色を使えば、錆びた風合いに仕上げることが可能です。

各種塗装のご依頼は弊社まで!

お問い合わせ
弊社は関東一円を中心に、あらゆる建築物の施工を承っております。
長年の経験や高度な技術を持つ職人が在籍しているため、お客様のご要望をしっかりと汲み取り、ご満足いただける施工を実現いたします。
家具や内装などのシャビー加工に対応する特殊塗装業者をお探しの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。